木のカトラリーセール

 現在 木のカトラリーのセールを開催しています。
 お店のコンセプトの一つは
「木を生活に取り入れてもらうこと」です。
 弊社では木を使った 内装工事も家具製作も木の加工もしていますが、
  スプーン一つでも本物の木に触れて頂くことを目指しています。

  木は触れたときの熱の伝わりが少ないです。
 鉄のスプーンを口に入れたときと木のスプーンを口に入れたとき
 やさしさが違います。心臓に優しいです。
  木は調湿機能を持っており、湿気を調整してくれます。
 なので、加湿器と除湿機を兼ね備えています。
  木造の学校ではインフルエンザの学級閉鎖が少ないというデータもあるようです。
 また木造の学校で言えば、「キレにくい」子供が多いというデータもあるそうです。
  木目は波や子宮内などと同じ揺らぎを持っていて、気持ちが落ち着くようです。
  祖母の家の寝室が杉の木目だったのを思い浮かべると日本建築ってすごいと思ってしまいます。
 木の香りも心を落ち着かせてくれます。ヒノキなどは殺菌作用のある香りなども出しています。
その他光の反射など目に優しいなどいろいろあります。
   最近では幼児教育で「木育」というのもあります。先日私も四谷のおもちゃ美術館に行ってきましたが、
 その床や木の遊具に息子以上に大興奮していつまでも寝そべっていたい気持ちになりました。
  家具で言えば、本物にしか出せない深みです。木それぞれのムラが味わいになります。

  木は割れたり、真っ直ぐでなかったり、反ったり、家具を作っていても思ったようにはいきません。
 正直、完璧なものはプラスチックや鉄、合板の方が向いています。
  コストを抑えて100均で買えて、3Dプリンターで作れるようになるものは
  経済発展にとって未来があります。
 木は食洗器で洗えない、将来的にひびが入るかもしれないリスク、価格も高め、など時代に反していますが、
  温かさというか本能的な部分でやはり木は良いなと自分は感じています。
 
いくつかピックアップした小物のセールはたまに開催しているのですが、
カトラリー全般のセールは年に1回あるかないかです。
 ぜひこの機会に木のカトラリーの良さを体感してみてくださいませ。

 

最上級チークの一枚板

    材料で最も良い材となるとまず思い浮かべる材が チークです。
 特にミャンマー産のチークは最高級品です。
  チークは油分を持っていて、腐りにくく、狂いに食い材で
 お寺の柱に使ったり、船の材料でも使います。
  そのチークですが、以前からミャンマーの政権の方針で材料の
輸出が限られています。 
 現地で加工されたアジアン家具としてのチークは出回っています。ただ
全く気候の違うところで作られたもので、乾燥の発想のない(気候が常に湿気のある気候のため)
ので以前はよく修理依頼でアジアン家具が使えなくなってしまったが、
修理するとおそらく買った値段より高くなってしまうのでは、、と伝えにくいなと
感じていたことがよくありました。
(昔ほど相談がないので今は改善されているのかもしれません)
  話はそれましたが、チークは流行り廃りがなく常に最高級であり続けます。
価値が下がらず、むしろ希少性から上がっています。

 そのチーク材の中でも幅の広い一枚板となると本当に貴重なものです。
 先日その一枚板を納品させて頂きました。

サイズが 2500*1000という巨大な一枚板ですが、
表に欠点もなく、本当に最高の1品です。

お客様が家宝にされるとおっしゃっていましたが、
まさにその通りこの先値段が付けられるのでしょうか。

 本当は椅子の納品(弊社ではない椅子)の際に
写真を撮らせて頂くお話でしたが、現場でバタバタ1か月半している間に
 お忙しいだろうしと考えている間にタイミングを失ってしまいました(笑)

余談ですが、運ぶのに6人、恐らく300kgあったかと。人が多かったので、
 作業に戻さないといけなかったので写真は5枚だけ(悲)
油分が多く、サイズも大きかったので職人もカンナに相当苦労していました。

チークの一枚板が店内にまだ2枚ございます。ご興味の方はぜひご来店くださいませ。

オバンコールの一枚板テーブル

  オバンコールという材の一枚板のテーブル
を製作させて頂きました。
 重くて硬くて、加工する職人は大変そうでした。
脚はウォールナット材で製作。
 三本脚と呼んでいる座卓兼用脚の代表的な脚なのですが、
 置くだけというスタイルが一般的です。
弊社ではダイニングでの使用が多い場合は 固定する形状に
改造して製作させてもらいます。
 今回、長さのが2m近い長さがあるので、
座る場所によって、脚の位置を4パターンに変更できるように
しました。
 脚位置の変更ポイントと座卓使用を考え、反り止めは
金物を埋め込みで製作しました。

 現在椅子は3脚(スリット・BOSS・PECORA)
 のみですが、今度NO.42をお届けします。
 椅子4脚全て別の椅子です。
 これまで「ダイニングセット」というように
テーブルと椅子を揃えて買うのが一般的でした。
 サードカントリーでは「マイチェア」を推奨しています。

テーブルは家の雰囲気に影響する部分があります。
サードカントリーの一枚板やハギ合わせテーブルは
木目や形状などそれを上回る個性があり、
 その一つしかない個性を選んで頂く関係上、
セットをお作りすることが難しい部分もございますが、
一方で長年ご使用されていた方が「どうしても自分の体に合わない」
「壊れてしまって、買い換えたいけど揃いすぎていて全部買い直さないといけない」
「10年・20年自分が座るものだから、自分の一番好きなものにしたい」
  という声が多く感じられました。
 家に合わせて、自分の服を選びません。椅子を身に着けるものと考えれば
  自分にフィットして、自分が好きなデザインのもの「マイチェア」を
選べるお店。そういうお店にしたいと思い、60種類以上の木の椅子を置くことにしました。
 一つだけの個性的なテーブル と 自分の椅子 というのがお店のテーマです。


  木目もこんなにきれいです。

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